私は趣味で小説を書いています。その中で、いろんなソフトをさわってきました。
小説を書く上で、これが便利だと思ったソフトが固まったので紹介したいと思います。
Visual Studio Code
有料ソフトを含めて多くのソフトをさわってきました。
一手間が苦じゃない人であれば、これが最強だと言っておきます。
そのままでは物足りないですが、拡張して使い込めば絶対に一番良いエディタです。
これが最強であるという理由を三つ伝えます。
開発がマイクロソフト社
マイクロソフト社といえば、誰もが聞いたことがある企業だと思います。
そんな大企業が開発しているエディタです。つまり、日本だけでなく世界中でさわっている人がいるわけです。
いきなり有料になるだとか、開発が止まるなどの心配はないでしょう。
それだけでも十分にメリットです。
これから先、パソコンやOSが進化したとしても、このソフトは末永く更新され、安心して使っていけるでしょう。
拡張性がある
元々は、プログラムを書くソフトとして開発されていますが、その柔軟性はコードエディターだけでは止まらず、小説を書くソフトとしても十分過ぎるほどに通用します。
拡張機能という柔軟性を考えれば、この選択肢以外にあり得ません。
私が拡張して使えるようにしている機能は、主に4つです。
文字数のカウント
『CharacterCount』
これはリアルタイムで文字数をカウントしてくれるツールで、一日の作業の管理をしやすくなります。
一日に何文字書くというルールでやってる人にとっては、必要不可欠なものでしょう。
文章比較
『GitHistory』
詳しく説明すると長くなるので、簡単に説明しますがVisual Studio Code上で、差分チェックが容易になります。
主に、文章構成をするときに使えます。一稿、二稿と書き直しする際に、どこを変えたか全て履歴を確認できるので便利です。
日本語の自動校正
『テキスト校正くん』
有名な日本語校正拡張機能ですが、これが本当に便利です。
ら抜き言葉、読みにくい漢字の指摘、連続する助詞の指摘など、文章としてよろしくない部分を徹底的に指摘してくれます。
自分に必要のないルールがあれば、オフにすることもできます。
また難しいですが、開発に精通している人であればルールそのものをカスタマイズすることが可能です。
品詞のハイライト
『Highlight』
こちらもかなり便利です。
自分がよく使う言い回しや、接続詞など、色づけするルールを記載することができます。
「こと」「なんて」「あれ」「これ」「そして」「という」などなど、自分が知らず知らずのうちに繰り返し使っている表現を探すのに非常に便利です。
ターミナルがすぐに使える
これは開発で使っている人ならわかると思いますが、Visual Studio Code上ですぐにコマンドを入力することができます。
つまり、エンジニアである人ならシェルなども簡単に書くことができます。
一般の人でも、ちょっとググればわかると思うので、これは大きなメリットだと思います。
私の場合は三幕八場を意識して書いてるため、幕と場ごとにディレクトリわけしていて、かつ三千文字のテキストに分割して小説を書いています、
これらは、自分が管理している間は、そのままでも問題ないですが、誰かに読んでもらう時に一つのテキストにまとめるとなると面倒です。
そう言う場合のことも考えて、私はスクリプトを組んでいて、シェルを叩くと一つのテキストファイルに連結するようにしています。
まとめ
自分が知らないだけで、はじめからこれらの機能を備えているソフトはあるのかもしれません。
すごい人なら、自作エディター使ってますみたいな人もいるかもしれません。
よりよい執筆生活をする上で、環境を整えることに時間をかける価値はあると思っています。
全ての人にこのやり方が合っているとは断言できませんが、この記事を見て気になった方はぜひ試して欲しいです。